「悔い改めによる背信の癒し」(ホセア14章2節) ( 2.25/2024 )
あなたがたはことばを用意し、主に立ち返れ。主に言え。「すべての不義を赦
し、良きものを受け入れてください。私たちは唇の果実をささげます。」(2節)

Take with you words and return to the Lord; say to him
“Take away all iniquity;
accept what is good and we will pay with bulls
the vows of our lips.”(ESV 2節)

わたくしは今まで何人かの方々の悔い改めの祈りに立ち会ってまいりました。しかし、皆が主と主の教会に繋がり続けたのではありません。

このホセア14章におきまして唇の実がささげられていますが、イングリッシュスタンダードバージョンでは唇の誓いの雄牛と訳されています。悔い改めを促されるのは聖霊です。その時に信仰によってささげられるべき供え物は何なのでしょうか。賛美だと解釈している翻訳もあります。でも、1ヨハネ1章7節には、「もし私たちが、神が光の中におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。」But if we walk in the light as he is in the light we have fellowship with one another and the blood of Jesus his Son cleanses us from all sin.とあります。すなわち、主イエス様の血潮への信仰です。

どんな人間も自分の心さえ制御できません。怒ったり、黙ってみたり、裁いてみたり、聖いものとは無縁です。でも、そんな罪人にも神様は救いの道を与えてくださいました。それが主イエス様の十字架です。すなわち、人は主イエス様にしか救い出すことはできないのです。感情の激しい人がおられた場合、(あれ、自分が悪いのかなと不安になったり)傍観したり、距離を置いたり、でも人の力では解決しません。罪は個々人の問題です。神の御子イエス様に御頼りし主イエス様への信仰に立つしかないのです。みな等しく罪人であり主イエス様の御前に立っているのです。(人の怒りなど神の怒りとは比べることはできません。人は神だけを恐れるべきです。)ホセア書にはそんな神の慈しみが約束されています。

1.神の呼びかけ ホセア書14章1節「イスラエルよ。あなたの神、主に立ち返れ。あなたは自分の不義につまずいたのだ。」
2.求められている唇の誓約内容 3節 「自分の手で作ったものを神と言いません。みなしごがあわれまれるのはあなたによってです。」
3.背信の癒しと愛の約束(喜びをもって彼らを愛する) 4節
4.生き返り芽をふく(彼らは戻ってきて主の陰の下に住まう) 5節〜7節
5.世話をしてくださる(偶像から救う) 8節 
6.主の道は平ら 9節
 
救われてみたい人は御子イエス様の血を信じてみてください。そして自分の罪を告白してください(1ヨハネ1章9節)。ホセアを通して「わたしが応え、わたしが世話をする」と約束された神様は御子イエス様を送ってくださいました。悔い改めに、たった一つ加えていただきたい必要条件は(with bulls)主イエス様への信仰というささげものです。きよい生活の実態は主イエス様との交わりです。

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