「信仰継承は進行中」(マタイ1章1節) ( 5.6/2024 )
「アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系図」(1節)
'This is the written story of the family line of Jesus the Messiah. He is the son of David. He is also the son of Abraham. '(Matthew 1:1)

信仰とはこれからも継承されていくものです。(日本人はキリスト教とは関係ないもんねー)ではないのです。ガラテヤ3章8節、エペソ2章11節から22節をお読みください。神が日本人のためにも身近なところに来てくださったことが分かります。それが、イエス・キリストであり聖霊です。

しかし日本宣教の現状は信仰の継承が上手くできていないのが現状です。いったい何が足りないのでしょうか。子どもに何を教えるべきなのでしょうか。

このマタイ1章にイエス・キリストの系図があります。この系図で一番の困難な事態が生じたのはイエス・キリストがお生まれになる時でした。それは19節ヨセフの心に湧いた(ひそかに離縁しよう)という思いにありました。ヨセフはこの思いにどのように向き合ったのでしょうか。彼はみ使いの言葉を聞きました。そのとき、彼の人生は神に用いられる人生へと導かれて行ったのです。

1.聖霊による受胎(18節、20節)

20節「その胎に宿っている子は聖霊によるのです。」すなわち、主イエス様は神です。

2.罪からの救いが始まる(21節〜23節)

罪とは神への反逆のことです。原語の意味するところは的を外すということです。ゲームセンターで的を外したり、野球で空振りしたりしたら悔しがる人も、造り主の目的を外しても悔しがらない、そんな事態に救いが訪れたというのです。救い主は21節に紹介されているイエス様です。イエス様は聖霊による方、すなわち神であり、インマヌエル「神が私たちと共におられる」お方です。戦いが始まったらイエス様を捜しましょう。

3.解決の鍵は従順(24節、25節)

「ヨセフは眠りから覚めると、主の使いが命じたとおりにし、自分の妻を迎え入れたが、子を産むまでは彼女を知ることはなかった。そして、その子の名をイエスとつけた。」ヨセフは主の使いが命じたとおりにしました。すなわち彼はマリアをさらし者にしないために、ひそかに離縁しようと思っていましたが、主の使いの言葉を聞いたときに自分の考えを捨てて主に従いました。

日本伝道隊をつくり日本宣教をしてくださった、ある宣教師の先生の家の家訓は伝道者の書9章10節だそうです。'No matter what you do work at it with all your might. '(Ecclesiastes 9:10)「あなたの手のがなし得ると分かったことはすべて、自分の手でそれをせよ。」
もうお一方、私の尊敬する先生の名前に従順を意味する漢字が使われています。私たちも主を信じるだけでなく、このマタイ1章のヨセフやへブル11章の聖徒たちや、先達の牧師先生のように力を尽くして主にお従いしてまいりましょう。私たちも語っておられるお方様を拒まないようにしましょう。

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