「あなたがたは神の特別な宝」(1ペテロ2章9節) ( 1.19/2025 )
「しかし、あなたがたは選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神のものとされた民です。」(9節)

'But God chose you to be his people. You are royal priests. You are a holy nation. You are God’s special treasure.`(1 Peter 2:9)

本日は2022年12月以来の洗礼式が行われます。ひとりの姉妹が罪赦され信仰の結果であるたましいの救いに与り、神のものにされる日です。キリスト教会はナザレのイエス・キリストの名(使徒3章6節)によってもはやユダヤ教の一派ではない一つの独立した教会として成り立ったことが聖書の証しするところです。今日信仰の結果であるたましいの救いに与る姉妹と共に私たちも、主イエスの名とは何なのか、何について試練に遭い練られ精錬されるのか。今後何について御霊の働きによって主イエス様の血によって神に喜ばれる者へと癒されたら良いのでしょうか(1ペテロ1章2節参照)。

1.聖書のことば(1ペテロ1章24節25節、イザヤ40章6節〜8節)

「主のことばは永遠に立つ」

2.イエス・キリスト(1ペテロ2章6節、イザヤ書28章16節)

「この方に信頼する者は決して失望させられることがない。」

3.模範としてのキリスト(1ペテロ2章21節〜25節、イザヤ書53章5節6節9節)

「このためにこそ、あなたがたは召されました。キリストもあなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、模範を残された。」(21節)

4.悔い改め(1ペテロ3章10節〜13節、詩篇34篇12節〜16節)

「いのちを愛し、幸せな日々を見ようと願う者は、舌に悪口を言わせず、唇に欺きを語らせるな。悪を離れて善を行い、平和を求め、それを追え。主の目は正しい人たちの上にあり、主の耳は彼らの叫びに傾けられる。しかし主の顔は、悪をなす者どもに敵対する。」

5.神による裁き(1ペテロ4章17節〜19節、箴言11章31節)

「正しい者がかろうじて救われるのなら、不敬虔な者や罪人はどうなるのか。」ですから、神のみこころにより苦しみにあっている人たちは、善を行いつつ、真実な創造者に自分のたましいをゆだねなさい。

6.神に高ぶらずへりくだってお仕えする(1ペテロ5章5節、箴言3章34節)

「神は高ぶる者には敵対し、へりくだった者には恵みを与えられる」
この手紙を書いたペテロは、ペンテコステ前は自信家でした。イエス様がすべての人のために苦しみを受けることになることを告げた時、自分もあなたと同じように苦しみを受けることができると思っていると答えます。けれども、主イエス様が嫌っておられたのは高ぶりでした。そして、ペテロは神に退けられ、サタンの手に渡され、そして「イエス様を知らない」と偽証することになるのです(ルカ22章)。

私たちの信仰の中身は私たちの力ではありません。私たち弱い者に与えられた約束、聖書のことばであり、語り手である主イエス様への信頼です。「ご存じのように、あなたがたが先祖伝来のむなしい生き方から贖い出されたのは、銀や金のような朽ちるものにはよらず、傷もなく汚れもない子羊のようなキリストの、尊い血によったのです。」(1ペテロ1章18節19節)ダビデもウリヤ殺害に至ったバテシバ事件を隠さず悔い改めて神の御前に生きました。ペテロも主を否んだ過去を癒され(1ペテロ2章24節25節)主イエス様の栄誉を語っています。

聖なる民、神のものとしてくださった神の御霊が「試練に悩んでいても悔改めて真実なお方に苦しみを委ねて帰って来なさい。あなたがたは神の特別な宝だから」と語っておられます。

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