「破れを繕う」(アモス9章11節) ( 7.28/2025 )
「その日、わたしは 倒れているダビデの仮庵を起こす。その破れを繕い、その廃墟を起こし、昔の日のようにこれを建て直す。」(11節)
“The time will come when I will set up David’s fallen shelter. I will repair its broken walls. I will rebuild what was destroyed. I will make it what it used to be.`(Amos 9:11)

1.神の義

罪に対する神の裁きの厳格さが「たとえ」と3回も繰り返され強調されています。私たちの罪がどんなに醜く、どんなに重く、解決困難に思えるものであっても神はそれを見出し光で照らし出して義を現わされるお方です。

2.その日の出来事

11節、破れを繕い、廃墟を起こし、建て直すと約束されましたが、これは主イエス様の十字架と復活によって成就されそして約束された聖霊が来てくださいました。主イエス様の十字架によって神の義が満足され、主イエス様の復活によって信仰による救いが完成したのです。

3.流れる恵み

神の救いの恵みは律法を行うような恵みで留まりません。罪人を赦してしまう恵です。十字架上の強盗に主イエス様が「あなたと共にいる」と約束された恵です。すなわち12節エドム、すなわちここでは異邦人を指していますが、異邦人が主の名で呼ばれる、すなわち神の民とされ神と共に歩む恵みです。テモテは律法を行って聖霊を受けたのではなく、主イエス様を信じて聖霊を受け十字架を喜んで負いました。13節にございますように、収穫が多すぎで前年の収穫中に種まきの季節が来てしまう収穫しきれないような聖霊の恵みです。そしてぶどうの収穫が多すぎて酒船の酒が溢れ山の斜面を流れ下るのです。

誰にも見られないように隠している一番深い罪の根っこの部分に、主イエス様の十字架と復活と聖霊の栄光、すなわち御約束の成就を求めて祈りましょう(11節、ローマ3章26節)。必ずわたくしたちの罪は見出されます。そして建て直されます。そして聖霊は求める者(祈り悔い改める者)にそして従う者に賜る聖霊と証言されています。自分の力で悪魔と戦うのは、やめましょう。みことばによって救いの中に居ましょう。律法ではなく聖霊と共に居ましょう(12節13節その日が来たので主に所有されました)。恐れないで(イザヤ43章1節参照)、主イエス様が救いの道を開いてくださったのですから(アモス9章11節)。

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