「与えられた力」(ヨハネ1章12節) ( 9.21/2025 )
「しかし、彼を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。」(12節)
 
'Some people did accept him and did believe in his name. He gave them the right to become children of God.` (John 1:12)

神の子となる力は私たちが努力して勝ち取るものでも、学んで習得するものでもなく神から与えられるものです。神によって与えられる力とは、

1.霊的な力(神の御旨を行ういのち)

エペソ2章1節にありますように、「自分の背きと罪の中に死んでいた者であり、かつては、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者、すなわち、不従順の子らの中に今も働いている霊に従って歩んでいました。私たちもみな、不従順の子らの中にあって、かつては自分の肉の欲のままに生き、肉と心の望むことを行い、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、背きの中で死んでいた私たちを、キリストとともに生かしてくださいました。あなたがたの救われたのは恵みによるのです。」
霊的に死んだ状態の時には神の御旨を何一つ行うことができないのですが、キリストと共に死にキリストとともに生かされる時、神の御心を行うことができるのです。

2.神の御手の中にある力

エレミヤ18章4節「陶器師が粘土で作成中の器は、彼の手で壊されたが、それは再び、陶器師自身の気に入るほかの器に作り替えられた。それから、私に次のような主のことばがあった。『イスラエルの家よ、わたしがこの陶器師のように、あなたがたにすることはできないだろうかー主のことばー。見よ。粘土が陶器師の手の中にあるように、イスラエルの家よ、あなたがたはわたしの手の中にある。』」

3.渇くことのない力

ヨハネ4章15節「彼女はイエスに言った『主よ。私が渇くことのないように、ここに汲みに来なくてもよいように、その水を私にください。』」渇くことのない力とは、父なる神を礼拝するいのちであり、聖霊です。「そして、その人はあなたに生ける水を与えたことでしょう。

4,今は小さな力

1ヨハネ3章8節9節「その悪魔のわざを打ち破るために、神の御子が現れました。神から生まれた者はだれも、罪を犯しません。神の種がその人のうちにとどまっているからです。」種でもいのちがあります。大切にしましょう。(マタイ13章31節32節参照)
   
「しかし、彼を受け入れた者、すなわちその名を信じた者には神の子となる力を与えたのである。」(12節) 
神の子となる力は、私たちが勉強して理解して獲得するものではありません。神が命じられるとおりに主イエス様を神の子と信じる時に神によって霊的な死人が生かされるのです。(ヨハネ3章13節〜17節参照)今は小さな種かもしれませんが、主の御再臨の日まで何度でも仰ぎ直し信じ直して主に信頼と期待を置きましょう。

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